童話

創作童話5 「サッチのおひさまのいえ」

あるところにサッチという女の子がおりました。サッチはおとうさんとおかあさんと3人ぐらし、なだらかな丘の上にたつ、赤いやねのおうちにすんでいます。サッチのおうちはとっても日当たりがいいので、お昼になるといつもおかあさんとふたり、お庭のベンチで...
作者ダイアリー

「わたしってダメだなあ…。」と思った時に、考えてほしいこと

みなさんは「わたしってダメだなあ…。」と思うことはありますか?わたしは時々、「わたしってダメだなの波」にのまれてしまうことがあります。わたしは長年ボイストレーニングをしています。ですが、決して「条件の良い体」とは言えないので、壁にぶつかった...
童話

創作童話4 「ラの出ないオルゴール」

はじめそのオルゴールは、他のオルゴールたちと一緒にお店に並んでいました。赤や黄色の四角い箱が並ぶ中、そのオルゴールだけはピンクのハート形で、とびきりきれいな音色を奏でました。とある紳士が、「これはいい。」と言ってオルゴールを手に取りました。...
作者ダイアリー

「ベランダの侵入者はだれだ?」

先日、ちょっとしたできごとがありました。わたしの家は、都心からちょっと離れた住宅地にあります。家は多いですが、緑や畑、細いながらも川があり、とてもおだやかな街です。その細い川は、遊歩道よりも10mほど下にあるので人が立ち入れず、水鳥やカモ、...
作者ダイアリー

「不安て、結局なんなのさ。」と思った話。

先日、眼科へ行きました。具合が悪いわけではなく、そろそろ一度、検診を受けておかなければと思ったからです。わたしは、子供のころから、すこし乱視はあったものの、両目が2.0でした。大人になって、1.2くらいに下がりましたが、それ以降はこれと言っ...
作者ダイアリー

「やりたいことが、わからない時もありますよね。」

「やりたいこと」という言葉、だれでもときどき耳にしますよね。令和は、みんなが「やりたいこと」を選べるステキな時代。家族で移住してリモートワーク、そんな、うらやましい生活をする人もふえました。今回は、そんな「やりたいこと」について、わたしなり...
童話

創作童話3 「いちばん強い花」

とある、日当たりの良い山のまん中あたりに、100種類もの花の咲く、広い野原がありました。春がやってくると、野原は赤やだいだい、青やむらさきと、色とりどりの花でいっぱいになり、まったく美しい景色となりました。ある時、一本の若い花が言いました。...
童話

創作童話2 「幸福の猫」

「幸福こうふくの猫」その猫は、とにかくまっ黒な猫でした。頭の先からしっぽの細いところまで、どこからどこまでも、ぜんぶまっ黒でした。毛なみはつやつやでビロードのよう、2つのきりっとした目だけは、やたらと深い水色で、まるでどこかの島のガラス玉の...
童話

創作童話1「だいじょうぶうさぎの庭」

とある、どこにでもあるような山の中腹に、とくになんでもない小さな野原がありました。その野原の奥にはひとつ穴があり、そこには、小さくてももいろの、なんでもないうさぎが1匹住んでいました。うさぎはいつも野原の切り株に、自分で焼いたケーキとお茶を...