童話

創作童話13 「夢林檎の木」後編

そこでウサギは、 よいことを思いつきました。すぐに台所へゆくと、 おかあさんに はちみつを一さじもらい、鉢のそばにおきました。「じゃあ、これでどう?ぼくが、毎日、はちみつを一さじここにおくよ。これで、おなかいっぱいになりませんか?」はちみつ...
童話

創作童話13 「夢林檎の木」 前編

とある森に、ちいさなウサギの子が すんでおりました。ウサギはだれよりもやさしい子でしたが、そのぶん ひどくおくびょうでした。ライオンくんがとおくでちいさく「がおう」といっただけで、いつも ぶるるっとふるえあがって、森ににげこんでしまいます。...
エネルギーワーク

E.W.5 「わたしのエネルギーワークのカタチ」 

わたしはこのたび、エネルギーワークをお仕事として始めさせていただくことにいたしました。エネルギーは、人間が本来持っているものなので、「仕事として」というと、少しごうまんな気がしてしまいますが、プライベートでするケアとしっかり線引きをするため...
童話

創作童話12 「さくら ゆうびんきょく」 後編

「コトハちゃん、ゆうびんおねがいします。」ふたりが下をみると、こんどは子グマがたっていました。「あ、クマくん。今年も おばあちゃまにお手紙ですか?」「うん。」子グマは、さくらゆうびんきょくの じょうれんさんです。子グマのおばあちゃんは 体が...
童話

創作童話12 「さくら ゆうびんきょく」 前編

ひろい森のまん中に、こだかい丘があります。そして、その丘のてっぺんには、1本の大きな さくらの木がたっています。まい年、春になると、さくらの木は 枝いっぱいに まっ白な花をつけるので、森のみんなはまるで 森からわたぼうしが、にょっこりつきだ...
童話

創作童話11 「ぼくの わらいだま」

ぼくのおとうさんは、よくわらう。けさの ごはんのときだって、「きょうのめだまやきは まんまるで、まるでフータの ほっぺみたいだな、わっはっは!」って、おおきなこえで わらいだした。あんまりたのしそうだから、つられて ぼくとおかあさんも「ほん...
童話

創作童話10 「くらげのなくした夢」

つめたいうみに くらげがいっぴき、およいでおりました。あるとき くらげは、じぶんのかさが まっしろであることに きづきました。ほかの くらげたちのかさは、あかや きいろ だいだい あおや みどりなど、たのしげないろに みちています。「どうし...
作者ダイアリー

庶民と世界平和

この世界が、みんながにこにこわらっていられる、そんな平和な世界であってほしいと、思っています。わたしは、悲しいニュースを目にするたびに、思うことがあります。「世界が平和か否か」は、なんだかとても、とおいところできめられているみたい、というこ...
童話

創作童話8「むっつりばあさんと にこまるまんじゅう」 後編

ふと目をやると、店の入り口に小さな男の子が立っています。男の子は口をへの字にむすび、むっつりした顔で、ガラスケースのおまんじゅうを見ているのです。ばあさんは、「食べるかい?」といって、まんじゅうをひとつ、さし出しました。男の子は、目の前のま...
童話

創作童話8「むっつりばあさんと にこまるまんじゅう」 前編

とある村のはずれに、小さなまんじゅう屋がありました。店のまん中には、ふるぼけたガラスケースがあって、茶色いまんじゅうがきれいにならべられています。そして、そのケースの後ろには、むっつりとした顔のばあさんが、いつもだまってすわっています。お客...